餅つき臼のセンターテーブル

餅つきに使った木の臼をセンターテーブルにした。僕が中学生頃まで餅つきは男の仕事だった。釜戸で炊き上がった餅米を杵でまず捏ねる。そして粘りが出てきたら杵を大きく振り上げてついてゆく。その間女子は水で濡らした手で餅をひっくり返す。このタイミングを掛け声と共に行なう。まさに家内イベントだった。
高度成長期と共にいつの間にか電気炊飯器+電気コネ機になってしまいこの光景は無くなった。思い返せば当時は餅・蕎麦・味噌・漬物などすべて母と祖母が作る自家製だった。しかも材料も収穫物で。
旧 こもれび笹島邸