昭和木工職人の彫り「雲」
この模様はどんな意味があるのか不明。昭和大工職人が遊びで描いたのか、特別な木の彫師がやったのか。いずれにしろ2009年に一部塗装した時に漆喰で際立たせたらこうなった。
まぁ今の新築の家では見ることはできないので、こういう部材や建具はどこかで生かしたい。やはり移築しかないかな。
なぜここに住まないのか、古民家っていい、田舎暮らししたいなどとよく言われるが、それは都会人の価値観による単なる憧れだ。実際の田舎暮らしはそこの原住民になる覚悟が必要。ここで生まれ育ち都会へ、30年後にUターン、そして3年後にまた都会に脱出した僕だから判る。
旧 こもれび笹島邸