サブカルチャーは路地裏から生まれる!

路地裏

僕は路地裏のこだわりショップや庶民歓楽街の呑み屋が好きだ。そこにはメジャーにはない、またメジャーにはなっていないカルチャーがある。マイナーではなくてサブカルチャーの一部なのだ。新しい文化やそのパワーは、画一化されたテナントビルや地下街からは生まれない。そういう所には、多額の資金が必要で、ある程度完成された事業形態か、資金豊富な富裕層しか出店できないことがただ多いからだ。

新しい文化を産み出しそうなショップの魅力は、貧乏な環境でも自分の感性や価値観を信じて、ある意味職人またはマニアになっていること、そしてハングリー精神。それを体感させられることに共感を呼び起こす。かつて団塊の世代の人達が、出版、音楽、ファッションなど、戦後日本で新たな若者文化を造った時にもそうだった。