新宿ゴールデン街よ　永遠に！

一昨日、新宿ゴールデン街で火事があった。大火事にはならなかったようで安心した。僕は新宿に用があって行く度に、たいていゴールデン街に立ち寄る。チェーン店の飲み屋が少なくて、オリジナリティを感じるし、新しい建物ではなく格式もないためあまり気を使うこともない。そんなお店ばかりの街の雰囲気が自由な庶民文化を感じる。こういうエリアは大切に保存してほしい。

外国人観光客にも一番人気らしい。わかる気がする。僕も海外に行った時には一般的な観光スポットよりも、庶民がたむろする盛り場を徘徊する。その方がガゼン楽しい。近くの一が日本人だと知ると、観光案内にはないいろいろな情報を教えてくれる。その話し方も含めて一気にその国の本当のことがわかる気がする。

日本の主要都市の駅前はみんな同じような顔。チェーンのカフェやファストフード店、大手銀行や消費者金融の看板、ブランドがいっぱいのデパートやショッピング街、、。昔は雰囲気のある酒場エリアがあっただろうに。みんな綺麗にしてしまった。こんなんで地域振興なんだろうか。その都市の玄関口なのだから、個性ある庶民のたまり場を残すことが、地域の個性をアピールすることになるのではないだろうか。また地域住民にとっても落ち着ける安らぎの酒場街になる。