エンタメ設計図を描く仕事をやっている

 

 

最近、僕の仕事は設計図を描くことだと思うようになった。設計図と言っても建築や機械の設計ではない。エンターテイメントやクリエイティブ系の企画のことだ。思えばこれまで請負にしろ自社事業にしろ、企画立案してその設計図を描く、ずっとそれをやってきた。その設計図を基にスタッフや専門家に役割を振り分け、偉そうに指示管理してきた。スポンサーを連れてきたり自身でお金を出した企画はプロデュースになるだろう。

僕は簡単なデザインや音楽・映像の作成は自分でもできるが、凝ったこと、プロとしてお金をいただくようなレベルのことはできない。それはやっぱりスペシャリストに任せたい。となると僕の仕事は、設計して売り込んでスポンサーをつけるか、自分でお金を用意するしかない。これが僕の仕事だ。歳を重ねて今頃再確認した。

振り返り、過去に設計・プロデュースした様々な映像を見ていると、懐かしさとともに至らなかった部分が見えてくる。毎回次は完璧にやろうと思いながら取り組んでいた。現在もそう思う。半端に年を重ねて来なかったことを表現したいと思う。